「利用者の皆さんの元気な姿を見るのがうれしい」。名張市赤目町丈六の小規模多機能ホーム「名張やわらぎの郷」で、3年前の施設設立当初から介護職員として働く。

 介護職を目指したのは名張高校時代。将来的に必要とされる職業だと考えたからだ。愛知県にある大学に進学し、4年間福祉を学んだ。大学を卒業すると、自然に囲まれた暮らしの方が自身に合っていると、地元に戻ってきた。

 施設職員の中でも一番年少ということもあり、利用者からも「若くて元気でパワーをもらう」と人気者。これからも名張で働き続けて「皆に好かれる人でありたい」と未来を思い描く。

 今は仕事をするのが楽しく、休日は家でのんびりしてリフレッシュするというが、大学時代の縁もあり、城巡りも趣味の一つ。「一番のお気に入りは犬山城」と笑顔を見せる。

【私のお気に入り】
利用者の人と遊ぶ将棋が楽しみの一つ。「桂馬」を使う人がかっこいいとあこがれる。

2018年5月12日付723号10面から

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