伊賀神戸駅前バス待機場用地の賃貸借契約を巡る伊賀市議会の特別調査委員会(百条委)は2月5日、証人として4人に出頭要求することを全会一致で議決した。

 次回の百条委は16日。出頭を求めるのは▽2016年12月に賃貸借契約を結んだNRKエナジー合同会社(同市希望ヶ丘西1)の代表社員▽契約の約3か月前まで土地を所有、その後エナジー社に売却した丸中産業(同市部)の現社長▽2013年1月から16年3月まで副市長を務めていた現県職員の辻上浩司氏▽土地所有会社に代わって市が契約の交渉を続けていた中岡久徳議員。エナジー社の元役員は中岡市議の親族で、丸中産業も別の親族が経営している。
 市が借りた土地は広さが約3000平方メートル、月額約36万円。契約期間は昨年1月から2036年3月までの契約期間いっぱい借り続けた場合、市が支払う総額は計約8373万円に上る。
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