冬季に入り、凍結や積雪による交通事故が多発しています。事前準備と道路状況に応じた運転で、事故防止に努めましょう。


冬用タイヤ・タイヤチェーンを準備する

 冬用タイヤを装備することはもちろんですが、冬用タイヤでもタイヤチェーンが必要になる道路状況があることから、タイヤチェーンを携行し、状況に応じて装着しましょう。
急な運転操作をしない

 冬の道路での「急ブレーキ、急ハンドル、急加速、急減速」は非常に危険です。早めに減速を始め、ブレーキは軽めに踏んで、ゆっくりと徐々に止まりましょう。特に、カーブでのスリップ事故が多いことから注意しましょう。

安全な速度で車間距離を十分にとって運転

 前の車両の急ブレーキなども、十分な車間距離を取っていれば事故を防げます。雪道ではもちろんのこと、雪が降ったり積もったりしていなくても凍結している場合があることから、安全な速度で車間距離を十分とって運転しましょう。特に、橋の上やトンネルの出口、日陰部分は慎重に走行しましょう。

ガソリンを十分に

 凍結や積雪などで交通が混乱すると、道路が渋滞したり通行止めになったりします。そのような事態を想定し、エンジンを駆けたまま長時間停止できるように、ガソリンが十分入っているかを確認しましょう。

天気や道路の情報収集

 運転計画を立てる際は、出発地から目的地までの天気や道路情報を参考にしましょう。特に長距離運転をする時は道中で最新の情報をこまめに収集しましょう。また、走行中に急な天候などの変化があれば、無理な走行はせずに待避や休憩、旅行を中断するなどし、安全を優先した判断をしましょう。

2018年1月27日716号22面から

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