171221_6.jpg

 伊賀市の岡本栄市長は12月21日、現庁舎改修に向けた費用対効果の算出経費を事前説明をせず議決前に契約、予算執行したことに対し、議員全員協議会で謝罪した。空森栄幸議長が15日に抗議文を提出していた。【議員に謝罪する岡本市長=伊賀市役所で】

 市は6月定例会に同経費など庁舎改修関連経費を含む補正予算を提出したが、「法的に問題ない」として別予算の流用で開会前に都内の業者と随意契約を結んでいた。説明を受けていない議会は同定例会で審議。予算執行の凍結を付帯決議し、9月定例会後の全員協でも採決して凍結の継続を決めていた。
 岡本市長は「国庫補助金申請で早急に行う必要があった」と釈明した上で「今後は今回の指摘を踏まえ、必要な事柄について報告、説明などを行い、信頼関係を構築していきたい」と述べた。
 これに対し、議員からは「謝罪で終わりにならない。今後も同じことが出てくるのでは」「(12月定例会の)一般質問で指摘がなければどうするつもりだったのか」「凍結解除に賛成したが、この結末は残念。一度立ち止まっては」など厳しい意見が相次いだ。一方で「これ以上事業を停滞させてはならない。理解できる行動で、謝罪は必要ない」との発言もあった。