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 伊賀市議会の空森栄幸議長は12月15日、6月定例会で審議する予定の補正予算案に含まれていた、現庁舎を複合施設として利活用のために必要な費用便益分析の経費を議決前に業者と委託契約、予算執行した岡本栄市長に対し抗議文を提出した。岡本市長は「重く受け止める」と受け取った。【抗議文を岡本市長に手渡す空森議長(右端)=伊賀市役所で】

 市議会は6月定例会で同経費を含む庁舎改修関連予算の執行凍結を付帯決議していた。抗議文では市が事前の説明もないまま予算執行し、議員全員協議会で虚偽とも疑われる資料の提示や説明をしたと指摘。空森議長は「議会制民主主義を冒とくし、議会を軽視するものであり、誠に遺憾」と読み上げた。
 抗議文を受け取った後の取材で、岡本市長は「高度な政治判断だった。議員の皆さんが疑念や不快を強く感じたことについては大変申し訳ないというふうに思う」と述べ、議会が求めている謝罪と経緯説明、関係資料の提出については21日予定の全員協で行うことを約束した。