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 伊賀市災害対策本部は10月23日、台風21号の被害状況をまとめた。府中と三田両地区の一部は避難勧告が午後6時現在も発令中で、22日夜から全線を休止していた伊賀鉄道伊賀線は上野市駅‐伊賀上野駅間の運転を再開したが、上野市駅‐伊賀神戸間は復旧作業中で運転再開のめどは立っていない。【法面が崩壊し、片側の車線が土砂で埋まった市道=伊賀市上野丸之内で】


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 同鉄道によると、23日早朝から安全点検のために試運転列車を運行中、桑町駅‐猪田道駅間の国道422号高架下付近で、長さ約35メートルにわたって線路脇の土砂が流出。現在も運転休止が続いている。【復旧作業中の伊賀鉄道伊賀線=同市四十九町】
 負傷者は23日正午現在で80代女性の1人。同市緑ケ丘東町で自転車を運転中に風にあおられて転倒し、けがを負った。住宅など建物への被害は31件の報告があった。上神戸地区では裏山が崩れて住宅1棟が半壊したが、人的被害はなかった。
 道路への影響も数多く出た。長田地区にある上野ニュータウン入口の市道が土砂崩れで通行止めとなり、団地が一時孤立状態となった。市役所東側の市道も22日夜にだんじり会館北側にある旧桃青中学校の法面が崩壊し、片側一車線が土砂で埋まった。
 避難所の開設は23か所で、避難者数は47世帯71人。市教育委員会によると、市内の公立校31校中、小学校17校と中学校5校の計21校が休校した。