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 伊賀市役所で教育長の辞令交付式が5月29日にあり、元関西テレビ報道記者の笹原秀夫氏(60)が就任した。民間出身者の起用は同市初で、「安全で心豊かに健やかに育つためには学校教育だけでなく、家庭と社会が連携しないといけない。見守れる環境づくりを目指したい」と抱負を話した。【岡本市長から辞令書を受け取る笹原教育長(右)=伊賀市役所で】

 笹原教育長は大阪市出身で、報道部時代は児童虐待やドメスティックバイオレンスなどを題材に約7年取材。その後はコンプライアンス担当部長なども務めた。筑波大学で国語と書道の教員免許を取得し、神戸女子大では非常勤講師としてコミュニケーションの講座を担当した。
 同社のアナウンサーだった岡本市長は会社の先輩で、教育長就任への打診は3月にあった。引き受けた理由は「当初は固辞したが、大学に入って教育界に進みたいと思っていた記憶が蘇った。今は気が引き締まる思い」と答えた。
 任期は来年3月末まで。学校のマネジメント強化や教材研究時間の確保、教職員の働き方改革などにも取り組む予定で、「全ての学校を回って子どもたちや教職員の方と会って勉強させてもらいたい。周囲のいろんな意見を聞きながら是々非々で判断したい」と話した。