170209_1.jpg 市の斎場建設計画を巡る富永英輔前市長との損害賠償請求裁判の債権回収に向け、名張市議会は2月9日開いた臨時会で、富永前市長が所有する自宅土地の分割調停の和解案を賛成全員で可決した。【和解について採決する議員=名張市鴻之台で】

 分割調停は、前市長と妻の共有財産である自宅土地と建物のうち、前市長持ち分を他の親族が買い取り、その代金500万円を損害賠償金として市に支払うという内容。採決では細矢一宏議長と退席した2人を除く17人全員が賛成した。
 調停は13日に津地裁伊賀支部で締結される見込み。その後、市に自宅と土地の売買代金500万円が振り込まれる。市はほかに回収できる財産などがないとして、残りの取り立ては放棄する方針。
 亀井利克市長は「可能な限り債権回収を図るための和解で、最善の方法であると考える」とコメントした。