漆器を始めガラスや金属を使った日常使いの器や道具が並ぶ「生活工芸展」(伊賀市文化都市協会主催)が7月11日から26日まで、史跡旧崇広堂(同市上野丸之内)とギャラリーやまほん(同丸柱)の2会場で開かれる。入場無料。【来場を呼び掛ける木下さん】

 同ギャラリーを主宰する山本忠臣さんの企画で、3度目の開催。両会場には陶芸や木工、革工芸など地元の3人を含む各地の作家55人による食器などが数百点並ぶ予定だ。

 展示だけでなく販売もあり、過去2回の展示会では好みの作家目当てに全国からファンが駆けつけるほど盛況だったという。

「ゆとりの一つに」

 同協会の木下委久子さんは「生活に必要な工芸品を手に取ってもらうことで心のゆとりの一つになれば。両会場を楽しんで」と来場を呼び掛けている。

 時間は両会場で異なり、旧崇広堂は午前10時から午後6時(最終日は同4時)まで、同ギャラリーは午前11時から午後5時半まで。いずれも火曜休館。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

2020年6月27日付774号17面から

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