新型コロナウイルスの感染予防などに役立ててもらおうと、名張市の名張地区まちづくり協議会(田畑純也会長)は6月15日、同協議会が運営するご当地キャラクター「ひやわん」をデザインしたハンカチ1183枚と啓発ポスター200枚を市へ寄贈した。市内の保育所・園、幼稚園などに提供される予定。【寄贈されたハンカチを見せる亀井市長(左端)。隣はマスクを着けた「ひやわん」=名張市役所で】

 同協議会の「隠(なばり)ひやわん倶楽部」では、出演予定だったイベントなどが感染防止のため中止・延期になるなか、その活動費を活用し、子どもたちの役に立つものを準備しようと企画。水色のタオル地で、「しっかり手洗いしてだあこ」「マスクの下は笑顔やわて」などの言葉が添えられている。

寄贈されたハンカチとポスター。ハンカチは4つに折っても必ずひやわんが見えるデザイン

 ハンカチとポスターを受け取った亀井利克市長は「子どもたちはひやわんが大好き。きっと一生懸命手洗いをして、習慣にしてくれると思う」、同倶楽部の豊岡千代子事務局長は「『ひやわんと一緒に頑張ろう』という思いを込めて作った。地元の子どもたちに使ってもらえたら」と話した。

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