三重県伊賀市の「西山の棚田」で9月25日、稲刈りの体験学習があった。市立上野北小学校の5年生27人が地域の住民らと一緒に、のこぎり鎌を使って稲穂を刈り取った後、昔ながらのはさ掛けで天日干しする作業に取り組んだ。
西山の棚田は国の指定棚田地域で、稲刈り体験は保全活動や地域活性化に取り組んでいる同地区の団体「西山の棚田振興協議会」(重倉貢会長)が主催する次世代交流行事。この日は児童らが5月に田植えをした約200平方メートルの田んぼで、約100キロのもち米を収穫した。
行事には住民を始め、西山自治会と「農山村活性化の取り組みに関する協定」を結ぶ地元企業「上野キヤノンマテリアル」(同市三田)の従業員らも参加した。稲刈りは初めてだったという髙見倫太郎さん(10)は「始めはちょっと難しかったけど、友だちと一緒に刈り取るのが楽しかった」と感想を話した。
収穫したもち米は、地域住民らが精米して学校に届け、児童たちは家庭科の授業でおこわを作ったり、10月にあるイベントで販売したりするという。









