ライトアップ「竹灯り幽玄祭」 8日から伊賀・旧崇広堂で

ライトアップイベントを手掛ける川渕さん夫妻(提供)

ステンドグラス展と同時開催

 三重県伊賀市川東の竹あかり作家、川渕皓平さん(41)が手掛けるライトアップイベント「竹灯り幽玄祭」(伊賀市文化都市協会主催)が、8月8から16日までの午前9時30分から午後9時まで、伊賀市上野丸之内の史跡旧崇広堂で開かれる。入場無料。

 川渕さんの作品づくりは、山からモウソウチクを切り出すところから始まる。手作業から生み出される自然素材を生かした優しい光は、見る人を幽玄の世界へと誘い、2020年には国内外の作家らで美しさを競う展示イベント「竹あかり審美会」で優勝。昨年はカンボジアで技術指導を行うなど、国内だけでなく海外でも注目を集めている。

 また、この3年は妻の育代さん(41)がデザインを担当。女性ならではの視点や感性が加わったことで、作品の表現は更に豊かになったという。

 今回の見どころは、高さ約3メートル、幅約5メートルの巨大な龍の作品。昨年、「命と向き合う期間を過ごした」という川渕さん夫妻が、エネルギーの象徴とされる龍に強く心を寄せ、「エネルギーがあり、守ってもらえるような作品をつくりたい」と制作。既に高い評価を受けている力作が、今回初めて地元・伊賀で披露される。

 川渕さんは「お盆は先祖に思いをはせる時期でもある。屋外展示なので、竹明かりと月の優しいコラボレーションも楽しんでもらえたら」と話した。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

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