全国学力テスト 中3英国数とも平均下回る 小6国語上回る 伊賀市

 三重県伊賀市教育委員会は8月3日、小学6年と中学3年を対象にした2026年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。小学校では国語が全国の平均正答率を上回り、算数が下回った。中学校では国語と数学、英語ともに下回る結果だった。

 対象は小6が549人、中3が609人。実施日は4月23日だったが、中学英語は4月から5月の間にあった。市の平均正答率は文科省から提供された、小数点以下を四捨五入した「整数値」を公表している。

 学力調査の結果は、小6が国語62%(全国60・9%)、算数55%(56・4%)だった。中3は国語61%(63・9%)、数学56%(57・0%)、端末を使ったオンライン方式による英語は500を基準に算出したIRTスコアで479(499)だった。

 児童生徒に対する質問調査では、平日にスマートフォンなどでSNSや動画視聴に費やす時間についての設問があり、2時間以上と回答した割合が小6で61・9%(57・6%)、中3で80・9%(74・9%)と全国と比較して高かった。学校の授業以外に塾なども含む1日当たりの勉強時間は平日で「1時間以上」と回答した小6の割合が45・2%(49・9%)、「2時間以上」と回答した中3の割合が28・5%(30・1%)と全国と比較して低かった。

 澤田剛教育長は、「小中学生ともに『SNSや動画視聴の時間が長い』という新たな課題が見られる。学力の定着のためにも、経年の課題である家庭学習の時間を増やし、自己管理能力を育てていく必要がある」とコメントした。

– 広告 –

– 広告 –