住宅設備・建材大手のLIXIL(本社・東京都)は6月26日、国内生産体制の再編の一環として、三重県名張市蔵持町芝出にある名張工場を2027年3月に閉鎖すると発表した。主力製品の玄関ドアなどの生産機能は、久居工場(津市)を含む既存拠点へ移管・集約する。

 発表資料によると、名張工場は1970年に竣工し、50年以上にわたって玄関ドアやインテリア建材などを生産してきた。しかし、建物の老朽化が進み、大規模修繕に多額の費用が見込まれることに加え、新築住宅着工戸数の減少など市場環境の変化を踏まえ、国内生産体制を見直すことにしたという。

 従業員については雇用継続を最優先とし、近隣の久居工場などへの配置転換を進める方針。「対象となる従業員とは個別に対話を重ね、円滑な移行を支援する」としている。

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