三重県伊賀市緑ケ丘中町の稲濱英美子さん(79)が大切に育てている金魚。10年前に孫と訪れた金魚すくいで持ち帰った1匹で、今も元気に泳ぎ続けている。
金魚との出会いは2016年。体長1センチほどの金魚を8匹持ち帰った。
仲間は少しずつ減り、5年ほど前には5匹に。現在は1匹だけになったが、体長は10センチを超えるまでに成長した。
世話は毎朝欠かさない。エサを与え、水槽のふんやゴミを取り除きながら水を足す。水を軽くかき回してやると、気持ちよさそうに泳ぐといい、「一緒に遊んでいるみたい」と稲濱さんは笑顔を見せる。
夏は強い日差しを避けるため傘を立てかけ、冬は屋内へ移動させる。足音に気付くと近寄ってくることもあるという。小動物に狙われないよう、水槽には網をかけ、石のおもしでしっかり固定している。
稲濱さんは「孫が小学生の時にすくった金魚で、その孫も大きく成長した。物は言わないけれど、動きを見ていると喜んでいるのが分かる。この子を見るのが毎日の楽しみ」と目を細めた。
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