【ジャスミンをめでる松馬さん夫妻(提供)】

ワクワクする午年に

 三重県伊賀市川東の自営業、松馬健朗さん(38)、美穂さん(43)夫妻が飼っているのはポニーの「ジャスミン」(雌・9才)。松馬さん夫妻にとって、ワクワクする1年になりそうだ。

 名字に「馬」がつくこともあり、「興味があり、ずっと気になっていた」松馬さんは2年前、ボランティアやアニマルセラピーで地域に貢献したいという思いを抱いていた。美穂さんは保育士資格を持ち、前職が児童発達支援の職だったこともあり、アニマルセラピーに興味があった。

 昨年、「ホースセラピーをしたい。馬を飼おう」と、馬の生育や調教などを担う滋賀県内の乗馬クラブに相談。馬について学び、半年ほどして愛知県内の牧場で出会ったのがジャスミンだった。

 テーマパークで活躍していたジャスミンは、おっとりと落ち着いていて、「この子がいい」と直感で決めたそうで、愛くるしいプリンセスのような雰囲気から、キャラクターにちなんで命名した。

ジャスミン

少しずつ信頼関係築く

 昨年4月から乗馬クラブに預託し、1年以内に自宅に引き取るため、美穂さんが中心となり、週3回、馬について学び、関係性構築のレッスンに通っている。馬房の掃除から始まり、ふんの始末やおがくずの清掃、ブラッシング、ひづめの手入れ、シャワーなど、「触れて・話しかけて」信頼関係を築いていった。

 7月には初めてジャスミンにまたがった。安心感があり、優雅な気持ちにさせてくれ、リズムが心地良かったという。乗馬クラブが行っている幼稚園でのボランティアやポニーキャンプの手伝いの他、10月には地元で餌やりやふれあい体験のイベントをしたところ、行列ができるほどの人気だった。

 今は調馬索運動の練習中だ。もちろん、休みの日には松馬さんも会いに行く。感情や気分も分かるようになってきて、「おはよう」と声をかけると「ボボボボ」とあいさつしてくれるそうだ。

良いパートナー

 カボチャや焼き芋が大好きで、持って行くと前足で「頂戴ポーズ」をするのが可愛いという。馬グッズの収集、馬関連の映像の鑑賞など「馬尽くし」の毎日だ。馬つながりの交流も広がってきたのもうれしい。

 「人と馬は、良いパートナーになれる。もっといろんな人に魅力を知ってもらいたいし、多くの人に伝えていくため、ホースセラピー事業の準備を進めている」と夫妻。「午年の今年は、変化を恐れず新しい挑戦をしていく1年にしたい」と語った。

 2人はジャスミンの日常をインスタグラム(@j.matsuuma.iga)で発信している。

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