【「世阿弥の母の像」が消えた台座=伊賀市守田町で(1月3日撮影)】
室町時代に父・観阿弥とともに能を大成した世阿弥(1363年-1443年頃)にちなむ三重県伊賀市守田町の通称「世阿弥公園」で、設置されていた銅像「世阿弥の母の像」が消えた。盗難とみられ、像を所有する市は1月6日以降に伊賀署へ被害届を提出する方針。

像は石の台座(高さ約115センチ、幅約110センチ、奥行き約100センチ)の上にあった。昨年12月27日に現地を訪れた市民が、像がなくなっていことに気付き、市に連絡。台座には、削られたような跡が残っていた。
台座の銘板によると、像は1975年、ゼネコン大手「鹿島建設」元会長の故・鹿島守之助氏が、観世流発祥の顕彰と先祖の追慕を目的に建立した。場所は、世阿弥の母方の家系である永富家の屋敷跡にあたる。
市資産経営課によると、公園の土地と像は2007年に市へ寄贈された。昨年10月に市職員が周辺の草刈りを行った際には、像があったのが確認されている。公園内に防犯カメラは設置されていなかった。
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