【「写遊‐浪漫の会」】
三重県伊賀地域で活動するグループ「写遊‐浪漫の会」の初の写真展が、11月1から3日まで名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。
1999年に全日本写真連盟名張支部として発足し、県内外への撮影会や年1回の写真展を開催してきた。会員の高齢化で活動内容を見直し、今年6月に改称。現在は70、80代の9人が所属し、それぞれの個性を生かして活動している。
改称後初となる写真展には、A3ノビサイズを中心に計40点ほど出品する予定。奈良県の長谷寺で毎年節分の日に催される「鬼追い」の儀式を、広角レンズを使って白黒で撮影した同グループ代表の岡田隆彦さん(70)は「100キロを超す重いたいまつを担ぎながら、鬼を追い出す男衆の姿をダイナミックに表現したかった」と話す。
坂本潤さん(76)は、能登半島の先端、石川県珠洲市の観光名所・見附島の作品を出品。能登半島地震と豪雨災害により一部が崩壊する以前の写真で、「一日も早い復興を願って、3年前に訪れた時の写真を見て」と語る。
メンバーは「それぞれが写真をライフワークにしている。散歩には必ずカメラを携帯し、感動した一瞬の1枚を撮って楽しんでいる」と話す。写真展は3日間とも午前10時から午後5時まで。
同グループでは会員を募集している。例会は、毎月第2水曜の午前10時から正午まで、伊賀市予野の花垣地区市民センターで。
問い合わせは岡田さん(090・9182・9908)まで。
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