【通りの子どもに顔を近付ける鬼=伊賀市で】
三重県伊賀市の「上野天神祭のダンジリ行事」2日目の10月18日、足慣らしを兼ねて鬼行列が練り歩き、9基のだんじりが町ごとに巡行する「足揃えの儀」があった。
この日は午前に小雨が降る時間帯もあったが、午後からは雲間から青空ものぞき、足揃えの儀は予定通り実施された。

鬼行列は、大御幣を先頭に、鬼町と呼ばれる地元4町の住民らが面をかぶって鬼に扮し、三之町筋を練り歩いた。【YOU公式インスタグラムリール動画「大御幣」(https://www.instagram.com/reel/DP9EQUeiUc5/?igsh=Z2N1dzlrMjNuNHlx)】
釣り鐘やおのを背負った「ひょろつき鬼」は、通りで子どもを見つけては顔を近づけ、子どもが怖がって親にしがみついて大泣きするおなじみの光景もみられた。

水引幕が復元修理された上野福居町のだんじり「三明」は、展示中に幕の絵をカメラに収める人たちの姿があった。

19日は旧城下町をみこしや鬼行列が練り歩き、だんじりが巡行する神幸祭(本祭)がある。
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