【健闘を誓う（左から）生田さん、辻さん、加藤さん＝名張市で】
7月23日から中国地方などで開かれている全国高校総合体育大会（インターハイ）「開け未来の扉 中国総体2025」に出場する、三重県伊賀地域ゆかりの選手たちに大舞台への意気込みを聞いた。
【バレーボール】28日から、松江市・松江市総合体育館他
男子バレーボールの奈良県代表・私立天理高校には、名張市出身の3人が在籍している。中学時代は地元のヤングバレーボールクラブ「グラウィス」で汗を流し、ともに夏の大舞台へ臨む。
先発機会の多い3年の辻春輝さんは赤目中出身で、小学校時代は赤目ファイターズでプレー。身長185センチのサウスポーで、パワフルなジャンプサーブやスパイクが持ち味のオポジットだ。昨年度もインターハイ、春高バレーで主力としてプレーした。
1年生ながら12人の登録メンバーに入っているのが、同じ赤目中出身の生田温己さん。アウトサイドヒッターとしては小柄な174センチだが、攻守に力を発揮するオールラウンダーで、赤目ファイターズ、赤目中、グラウィスではいずれも主将を務めてきた。
ミドルブロッカーで名張中出身の加藤瞭空さん（1年）は、今大会のメンバーには入れなかったが、「気持ちを込めて応援し、チームを少しでもサポートできたら」と、ともに戦っている。
天理はインターハイ、春高とも県代表の常連ながら、初戦の壁を破れていないが、3人は「レシーブからつなぐバレーを心掛け、予選グループを勝ち上がりたい」と心は一つ。辻さんは「感謝の気持ちを忘れず、サーブで相手を崩してチームに流れを呼び込みたい」、生田さんは「いつコートに入ってもベストな状態でプレーできるよう準備しておきたい」と抱負を語った。
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