【作業の様子(提供写真)】

 土中で微生物を培養し、肥料や農薬を使わず作物を育てる手法「菌ちゃん農法」の普及に取り組んでいる市民団体「ひなちコミュニティーガーデン」が、8月2日午前9時から正午まで、三重県名張市下比奈知で「空芯菜収穫祭」を開く。

 同団体は今年1月に発足し、伊賀地域を中心に約50人が参加。枯れ木や竹を敷いて高いうねを作り、マルチシートで覆って3、4か月寝かせると栽培に適した環境になる。同所の休耕地を利用し、2月までにうね作り、4月にクウシンサイの種植え、6月に獣害対策の竹柵設置などの活動を進めてきた。

 収穫祭の参加費は1人1000円で、配布するビニール袋に収穫したクウシンサイを詰められる分だけ持ち帰れる。定員は30人程度(申し込み先着順)。会場は比奈知小学校から南西に約400メートルで、夏野菜の販売もある。

 問い合わせ、申し込みは同団体の中嶋さん(090・7672・3939)へ。

- Advertisement -