【名張署庁舎=名張市蔵持町芝出】

 三重県警名張署は7月8日、遺失物横領の疑いで、名張市に住むバス運転手の男(63)を逮捕したと発表した。容疑を否認しているという。

 発表によると、6月15日午前6時50分ごろ、市内のセルフ式ガソリンスタンドで、同市の会社員男性(33)が置き忘れた現金約1400円と運転免許証やクレジットカードなど4点が入った財布1個(時価500円相当)を拾ったのに届け出をせず、横領したとされる。

 同署によると、男性は20分ほど前に給油機付近に財布を置き忘れ、夕方になって財布がないことに気付いた。遺失届の提出を受け、同署が防犯カメラの映像などを捜査したところ、男が財布を持ち去る状況を確認したという。

 調べに対し、男は「意味は分かりましたが、知りません」と話しているという。

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