【選手宣誓に臨む宇治山田商業・阪口主将=四日市市で】

 第107回全国高校野球選手権三重大会(朝日新聞社、三重県高校野球連盟主催)の開会式が7月4日、四日市市羽津の四日市ドームであり、初戦を控えた出場59チーム(うち連合3)63校の選手たちが入場行進に臨んだ。

 午後2時30分、前年度優勝の菰野、準優勝の鈴鹿を先頭に、組み合わせ順に各チームが入場。選手たちは「栄冠は君に輝く」の曲に乗って会場内を行進し、熱中症対策のため途中で給水タイムも設けられた。

 開会式で、県高野連の水谷正樹会長は選手たちに「野球ができる喜びを感じ、支えてくれた人に感謝すること、チームの目標達成に向け高め合い、支え合ってきた仲間との絆を大切にすること、自分の役割を理解し、積み上げてきた精神力・技術力・チーム力をグラウンドやベンチ、スタンドで発揮すること」の大切さを伝えた。

 選手宣誓では、宇治山田商業の阪口諒真主将(3年)が「勝負は一瞬、仲間は一生。野球でつながった最高の仲間とともに、感謝と敬意と魂を持ち、今まで関わっていただいた多くの方々に恩返しできるよう、出場する全てのチームが最高のゲームを体現することを誓います」と思いを述べた。

近畿大学工業高等専門学校
名張
伊賀白鳳
上野
神村学園高等部伊賀
名張青峰

 今年は四日市市営霞ヶ浦第一野球場が使用できないため、津球場公園内野球場、ドリームオーシャンスタジアム(県営松阪球場)、ダイムスタジアム伊勢(伊勢市営倉田山公園野球場)の3会場に加え、尾鷲以南の3チームの1回戦3試合がくまのスタジアムで開催。熱中症対策のため、初めて完全2部制を導入し、各球場とも午前9時開始と午後3時30分開始の1日最大2試合となる。

 1回戦は5日からで、伊賀地域からは上野、伊賀白鳳、神村学園伊賀、名張、名張青峰、近大高専が出場する。

※試合予定・結果は、YOUニュースサイトと「伊賀・名張の高校野球応援ブログ」に掲載予定(速報ではありません)

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