女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は5月17日、松山市の愛媛県総合運動公園球技場で愛媛FCレディースと対戦。3連勝を狙ったが、1‐1で引き分けた。10節終了時の通算戦績は6勝2分2敗で、順位は首位と勝ち点4差の12チーム3位。

 くノ一は立ち上がりの4分、自陣ゴール前のクリアミスから失点。素早いスローインからのクロスボールに対応が遅れた。

 同点の場面は前半アディショナルタイムで、DF秦美結が放ったフリーキックにFW渡邊凜が反応した。渡邊は2試合連続の得点で、ゴールキーパーが弾いた球を拾って右足で蹴り込み、主審がゴールインと判定した。

 後半は、7本のコーナーキックなどくノ一が得点チャンスを数多く得たが、逆転弾は奪えなかった。北村隆二監督は「後半の戦い方を前半のところで修正できなかったのは反省すべきところ。優勝を目指すチームであれば、こういうゲームをものにしていかないといけない」とコメントした。

 次節はリーグ前半最終で、くノ一は25日午後1時から伊賀市小田町の上野運動公園競技場でニッパツ横浜FCシーガルズと対戦する。

- Advertisement -