【2回目の法定協に参加した北川裕之・名張市長(右端)ら=伊賀市治田で】
三重県の伊賀市と名張市、京都府の笠置町と南山城村で構成するごみ処理広域化検討の法定協議会(会長・稲森稔尚伊賀市長)が4月28日、伊賀市治田のさくらリサイクルセンターで開かれ、候補地検討の進め方について話し合った。来月に4市町村の職員で構成する内部委員会の検討部会を設置し、諮問機関「適地選定委員会」での比較検討を経て首長4人で決定することを確認した。
候補地検討部会と適地選定委員会は非公開。候補地を抽出する条件は▼可能な限り収集運搬距離は均等な距離になる場所▼「広い道路がルートとして利用できる」収集運搬が困難ではない場所▼「住宅密集地や学校、病院など」生活環境に影響が少ない場所で、既存施設がある伊賀市の花垣、奥鹿野、隣接する桐ケ丘の3地区は除外する。協議会事務局によると、基本構想の答申が来年1月の予定で、候補地決定の時期は2月ごろを目途にとりまとめたい考え。
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