三重県伊賀市は10月29日、商業施設で万引き(窃盗)をした職員と預かり保管中だった現金計約179万円を横領した職員の2人を懲戒免職処分にしたと発表した。
発表によると、窃盗事案の対象職員は地域包括支援センターに所属する男性主任(48)で、処分は28日付。5月13日午前10時ごろ、名張市内のショッピングセンターでインスタントカメラ17台を盗んだ疑いで名張署が逮捕し、9月18日に津簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受けた。
免職処分の理由について、市は男性主任が万引きした商品を乗ってきた車に運んだ後、店舗に戻って再び犯行に及んだ点について「犯罪の意図を持ち、計画的である」と認定。また、盗品をインターネットで転売していた点について「悪質性があると判断した」と説明した。
業務上横領の対象は市立上野総合市民病院の医療事務課に所属する男性主査(50)で、処分は29日付。2020年10月ごろから25年6月ごろまでの間に計25回、企業団体などから支払われる検診料115万5082円を横領し、9月16日に伊賀署が書類送検した。市によると、男性主査はその後、市の聞き取りで更に計15回、64万2001円の横領を認めた。
この不祥事では市が関係職員の処分も発表。当時の上司だった健康福祉部の部長(57)を戒告の懲戒処分とし、同病院の事務部次長(56)を訓告、同部長(61)と事務部門の副院長(69)をそれぞれ文書による厳重注意の矯正措置とした。
男性主査は10月19日に横領したうちの59万7083円を納付。残りの120万円を分割納付で弁済するという。






