名張市議会が特別職報酬審の開催要望 07年度以降開かれず

北川市長(中央)に要望書を手渡す永岡議長(左から2人目)ら=名張市鴻之台1で

 三重県名張市議会の永岡禎議長は8月21日、「特別職報酬等審議会」を開催するよう求める要望書を北川裕之市長に提出した。同市では2007年度以降、同審議会が開かれていない。

 要望書は全議員の総意としてまとめた。市側には、▽審議会を開催し、特別職の報酬などの額が適正か速やかに結論を得ること▽審議の経過や答申内容を市民に公表し、透明性を確保すること▽社会経済情勢などの変化に応じて定期的に検証すること――の3点を求めている。

 同市議会では、議員定数や報酬の在り方について議論が始まっている。永岡議長は「どう判断されるか、第三者の意見を聞きたい」と要望理由を説明した。

 報酬額については、市の厳しい財政状況や市民感情を踏まえ、「今の報酬より上げるわけにはいかない」との認識を示し、審議会から減額の答申が出された場合には「しっかり議論してそれに倣っていく方向になる」と述べた。審議の対象については、議員だけでなく、市長、副市長、教育長も含まれる。

 要望書を受け取った北川市長は、審議会開催に向けた委員の人選などについて、「できるだけスムーズに準備を進めていきたい」と応じた。

現在の報酬額など

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