【名張市長選に立候補し、支持を訴える伊藤氏(左)と北川氏=いずれも同市鴻之台1で】
任期満了に伴う三重県名張市長選と市議選が4月5日、告示され、1週間の選挙戦がスタートした。市長選の立候補者は、届け出順に、新人で元四日市市議の伊藤昌志氏(56)と再選を目指す現職の北川裕之氏(67)=自民、立憲、公明、国民推薦=で、いずれも無所属。
減税と「すぐやる」施策を強調 伊藤氏
伊藤氏は午前9時30分ごろ、ライブ配信をしながら市役所前で第一声。「中学校給食はすぐやる。分娩できる体制はすぐに整える。更に税金を増やしていたら人は来ない、まずは減税」と支持を求めた。
中学校給食については「新しい建物を建てるよりも既存の建物をリフォームすれば、少ない予算でやれる」と、既存施設の活用を提示した。また、「健康づくりの専門家として仕事をしてきた。市民の皆さんの健康寿命を日本一にする」と宣言。老朽化する伊賀南部クリーンセンターにも触れ、「市民の皆さんに現状を知ってほしい」と述べた。最後に「増税反対、今すぐ減税」「日本一豊かなまちにする」と強調した。
ウェルビーイングと持続的まちづくり 北川氏
北川氏は同8時45分ごろ、市役所前で第一声。「暮らしやすさと幸福が実感できるまち」を掲げ、「より暮らしやすさが享受できるまちにできる」と支持を求めた。
政策では、心身の健康と人のつながりを重視する「ウェルビーイングなまちづくり」や、人口減少を見据えたコンパクトシティの推進、若者・子育て世代に選ばれるまちづくりなどを掲げた。市内で分娩できる医療機関がなくなった現状に「何としても復活させる」と強調。財政面では、行財政改革の成果を踏まえ基盤強化を進めるとし、中学校給食については2029年秋の実現に向けて「不退転の思いで必ず実現していく覚悟」と述べた。

市議選 現職14人、元職1人、新人7人
市議選は、定数18に対し現職14人、元職1人、新人7人の計22人が立候補。男性17人、女性5人で、党派別では無所属11人、自由民主党4人、公明党4人、日本維新の会1人、日本共産党1人、参政党1人。
立候補者は届け出順に永岡禎氏(65)▼室井幸司氏(60)▼富田真由美氏(60)▼小林勝氏(56)▼福田博行氏(74)▼坂上直人氏(45)▼川嶋敏弘氏(50)▼三原淳子氏(61)▼森脇和徳氏(52)▼亀山直哉氏(41)▼藤川美広氏(43)▼足立淑絵氏(50)▼幸松孝太郎氏(77)▼木平秀喜氏(70)▼常俊朋子氏(67)▼山下登氏(72)▼萱原信英氏(55)▼坂本直司氏(68)▼広野光子氏(85)▼堀内篤氏(61)▼細矢一宏氏(60)▼柏元三氏(82)。

12日投開票
両選挙とも投票は12日午前7時から午後8時まで、市内32か所の投票所で。開票は同日午後9時20分から同市夏見のベルウイングアリーナ(市総合体育館)で行われる。開票速報は市長選が午後11時から30分ごと、市議選が13日午前0時から1時間ごとに発表される。
期日前投票は6日から11日の午前8時30分から午後8時まで、市役所1階大会議室で。
4月4日現在の選挙人名簿登録者数は6万2022人(男2万9592人、女3万2430人)。4年前の投票率は市長選・市議選ともに56・02%だった。
※候補者の一覧ページは6日に公開します
















