【スマイルハウス見学会の様子=伊賀市平野西町で】
三重県伊賀市のJAいがふるさと本店(同市平野西町)で3月30日、3階会議室の一部を開放した子どもが気軽に立ち寄れる新たな居場所「JAスマイルハウスプロジェクト」の見学会が開かれた。本格実施の第1回は4月22日午後3時から同5時で、当面は月に1回の予定。
伊賀市とJAいがふるさとがこの日、子どもの地域見守り活動で協定を締結し、同プロジェクトはその取り組みの一つ。子ども自らが放課後などに選んで来たくなる場所、気軽に立ち寄れる空間をコンセプトにした居場所の提供が目的で、将来的にはJAのネットワークを活用して市内の各地域に「居場所」が供給できるよう他の協力企業とも連携し、孤立を防ぐ予防的受け皿になることを目指す。
会議室には、ボードゲームやパズル、大小のぬいぐるみなどが準備されており、開設時は職員が1、2人常駐する。見学会は4月3日の午前10時から正午と午後2時から同4時にもあり、市内在住の小学生は誰でも無料で当日参加できる。
本格実施では事前申し込みが必要で、3日からJAいがふるさとのウェブで受け付ける。利用無料。定員20人。対象は本店の所在地が校区になる上野西小の児童で、保護者の付き添いや送迎があれば他の校区からも利用できる。
協定締結式の後、西口育男・代表理事組合長は「まずは本店をモデルケースに地域共生のフロントランナーとしての歩みを進め、子どもたちの主体性を尊重した学校でも家庭でもない自ら行きたくなる場所を地域の皆さんとともに育んでいきたい」とあいさつ。稲森稔尚市長は「子どもたちの居場所が非常に重要だというふうに考えており、居場所があるという安心感を子どもたちに提供できるスマイルハウスプロジェクトの始動は大変心強い」と感謝を述べた。

















