【小菅さん】

小菅綾太さん(29)

 三重県の伊賀市消防本部の伊賀消防署島ヶ原分署(同市島ヶ原)に勤務する救急救命士。急病や負傷への対応だけでなく、救助、火災などさまざまな要請に応じて出動する。

 津市出身・在住で、警察官になった仲の良い先輩に憧れ、公安職を目指した。採用後は県消防学校(鈴鹿市)で初任科生の研修を受け、1、2年単位で同署や分署に勤務。日々の出動要請も「自分たちには当たり前の日常だが、当事者にとっては大変なこと。一つひとつ全力で任務に当たる」ことを心掛ける。

【私のお気に入り】2年前に救急救命士になれた時、自身で購入した聴診器。緊急時にもきちんと心音を聴き分けられる相棒だ。

 2年前には救急救命士の国家試験に合格した。消防職員になる前は漠然と「火を消す仕事」というイメージだったが、「実際は救急の割合が圧倒的に高く、学ばなければならないことが多い」。今年1月には「全国救急隊員シンポジウム」で熱中症の搬送事例と考察を発表する機会も得た。

 日本語が話せない人や、家族が近くに住んでいない独居高齢者への対応など、10年目を迎えても学ぶことは多いが、後輩に教える立場にもなってきた。「自分の引き出しを増やし、しっかり導いてあげたい」と意欲的だ。

 2児の父で、休日には家族で長距離ドライブに出掛けることも。最近行った福井県立恐竜博物館が子どもたちとのお気に入りの場所だ。

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