【ロビン(左)とロデムに愛情を注ぐ上田さん=伊賀市平野六反田で】

 三重県伊賀市平野六反田の上田真衣さんが愛情を注ぐミニチュア・シュナウザーのロビン(雌・13才)とロデム(雌・10才)。いずれも繁殖引退犬で、上田さんが営むパン・カフェ店の看板犬だ。

 上田さんは子どものころから同じ犬種と暮らしてきた。犬が天寿を全うした時、心に残ったのは深い悲しみよりも「ありがとう」の気持ちだったという。

 歳月を経て再び犬を迎えられる状況になったころ、繁殖引退後のロビンが、引き取られた先で十分な飼育環境が整っていないことを知った。初対面にも関わらず一瞬で懐いた姿に心を打たれ、「犬らしく、好き勝手できる生活をさせてあげたい」と引き取ることに決めた。穏やかな性格で、今では良い意味で「スーパーわがまま」に生き生きと暮らしている。

 よりにぎやかに過ごせるよう、3年後にロビンの娘のロデムを迎えた。甘えん坊だが臆病で、ロビンと対照的に上田さんにしか心を開かず、他の人には歯をむき出して吠えることも。そのため、「理由があり、近寄らないで見守ってほしい」という意味のイエローリボンを装着し、人に慣れる練習をしている。

 上田さんは「甘え方も知らなかった2匹が、今では私のかけがえのないパートナー。生活を見守れることがうれしい」とほほ笑んだ。

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