【中村選手(2019年撮影)】

 東京五輪男子マラソン日本代表で三重県立上野工業(現・伊賀白鳳)高出身の中村匠吾選手(33)=四日市市出身=が1月23日、現役引退を表明した。

 小学5年の時に地元の内部陸上少年団に入団し、中学3年の時には都道府県駅伝に出場した。上野工高では全国高校総体、全国高校駅伝で活躍。駒澤大学では三大大学駅伝(出雲、全日本、箱根)全てで区間賞を獲得し、ユニバーシアード大会にも出場した。

 2018年3月の「びわ湖毎日マラソン」でMGC出場権を獲得し、同9月のベルリンマラソンで2時間8分16秒の自己ベストをマーク。19年9月のMGCで優勝し、東京五輪代表の座を射止めた。21年に行われた五輪本番のレースでは、本来の力を発揮できず61位だった。

 中村選手はこの日、富士通陸上競技部の公式サイトと自身のSNSで引退を発表。「数えきれない出会いや経験が今の自分を形づくってくれた」と感謝の言葉をつづり、競技人生を支えた人々への思いを記した。

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