三重県伊賀市は1月20日、同市阿保の公共施設「青山保健センター」を3月末で全館休止とする庁内の検討結果を市議会議員全員協議会で説明した。稲森稔尚市長は「来年度の当初予算に運営費は盛り込まないことを決めている。廃止を視野に入れているということで受け止めてもらえたら」と理解を求めた。2月5日午後3時から同施設で利用者説明会を開く。
検討結果について、市は「これまで提供してきた機能は市場で十分に補完される状態で、担ってきた役割は一定の成果を収め、使命を果たしたと考える」と民間施設による普及拡大を指摘。2002年4月に建設された施設の老朽化についても「建物や設備などの修繕費は約2・7億円という試算が出ている」とし、部品の供給終了などで修理困難な設備があることを理由に挙げた。
同施設を巡っては、市議会が利用者らを中心とした市民有志らからの歩行訓練用温水プールを含む運営継続を求める請願を24年3月に採択した。市は昨年8月から2か月間、建物の無償貸与を条件で公募型プロポーザルを実施したが、民間事業者からの応募はなかった。
- 広告 -















