【メダケの伐採作業の様子=名張市美旗中村で】
奈良・唐招提寺で毎年5月に開かれる行事「うちわまき」の宝扇に使われるメダケ(女竹)の伐採・選別作業が1月12日、三重県名張市滝之原などであり、市民グループ「唐招提寺に竹を送る会」のメンバーや一般参加者ら約40人が、のこぎりやなたを手に作業に取り組んだ。
700年以上続くと伝わる同行事でまくハート型の宝扇には、病魔退散や魔除けの利益があるとされ、持ち手にはマダケより細くしなやかなメダケが使われている。同グループでは2011年から毎年、メダケを奉納しており、翌年の宝扇の材料に使われている。

参加者たちはこの日、午前9時に滝之原公民館に集合し、近隣3か所のやぶなどで女竹を伐採。4メートルほどの長さに切りそろえ、太さによって選別していった。事前に用意していたものを含め1530本を1月19日に唐招提寺へ運ぶ予定。
この日の作業を終えた同グループの奥西勲会長(84)は「昨年もさまざまな災害があった年だったが、今年は災いの少ない一年になってくれたら」と話した。
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