【勢い良く燃え上がる「どんど」=名張市美旗中村で、3枚とも】
正月飾りや古札などを燃やして五穀豊穣や家内安全などを願う「どんど焼き」が1月12日朝に三重県名張市美旗中村であり、地元保存会のメンバーや住民らが、燃え上がる火にそれぞれの思いを込めていた。

360年以上続くと伝わる同地区のどんどは、青竹や稲わらを組み上げた高さ17メートルの巨大なもので、「美旗中村どんど保存会」のメンバー約50人が2日前に作った。大きいどんどの脇に立てた高さ6メートルほどの小さいサイズのどんどは、例年は前夜の「宵どんど」で燃やすが、強風のためこの日に延期したという。
この日は午前7時から、大福寺の金井樹海住職による祈願「撥遣(はっけん)の作法」が行われた後、保存会のメンバーらが火を入れると、強い風の力も借りて勢い良くどんどが燃え上がった。火が収まると、住民らが持ち寄った餅を竹に刺して火にかざしていた。

今年から同保存会の会長を務める向山典佐さん(52)は「外へ出ている若い世代の人たちも、どんどに参加してくれて理解も深まってきている。保存会は昨年で発足20年を迎え、これからもたくさんの方に参加いただき、これまでのように行事を続けていけたら」と思いを語った。
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