【商品を紹介する遥菜さん=伊賀市上野中町で】
伊賀盆地特産のシロウリの芯を抜き、シソ、ショウガなどを刻んで詰め、たまりしょうゆで熟成させた漬物「養肝漬」を作って160年。1865(慶応元)年創業の三重県伊賀市上野中町の「養肝漬 宮崎屋」が、15年ほど前から販売しているのが「たまりしょうゆアイスクリーム」。
「養肝漬などの発酵食品は若い人にはなじみが薄いので、その入り口の商品として考案した」と話すのは同社6代目店主、宮嵜慶一さんの長女で営業担当の遥菜さんだ。
養肝漬は発酵に欠かせない菌が住み着いた、100年以上使い続けている「木桶」の中で、たまりしょうゆとともに2年間熟成される。そのたまりしょうゆに目を付けた。
アイスクリームの製造は、県内の専門業者に委託。しょうゆの味をしっかり残しながら、あっさりした中にもコクのある味に仕上げるのに、試食を繰り返したという。「発酵食品と上質なアイスクリームのコラボレーション」と話す遥菜さん。
来店客には、これを忍者の絵をあしらったカップに入れ、手裏剣型の可愛いクッキーをトッピングして1個430円(税込み)で販売している。上野丸之内の土産物店「伊賀百貨」でも購入できる。
同社は、このアイスクリームを皮切りに、たまりしょうゆをコーティングして焼き上げた「くろ和っさん」、養肝漬とクリームチーズを練り込んだ「ベーグル」など、オリジナルのスイーツを販売しており、全国にも配送しており好評だ。
「たまりしょうゆアイスクリーム」の冷凍便は、6個入りで送料込み4450円(同)。遥菜さんは「伝統の養肝漬を大事にしながら、これからも時代に合わせて新しい商品を作っていきたい」と話している。
問い合わせは同社(0595・21・5544)まで。
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