【「エリザベス・ハイネ」人形を紹介する勝島センター長(後列右端)ら】

 日米間の関係悪化の兆候が見られた1927(昭和2)年、親善のために米国から贈られた「青い目の人形(友情人形)」の一体が、三重県伊賀市予野の花垣地区市民センターに残っている。同地区では近年、「エリザベス・ハイネ」と名付けられたこの人形を「地域の宝に」と、歴史や存在を伝えるべく、キャラクター化したイラストやグッズなどを考案・作成している。

人形の拡大

 青い目の人形は全国に約1万2000体、三重県内に約200体が届けられた。親善の象徴だった人形だが、第二次大戦のころには「敵国のもの」とみなされ、多くが処分されたという。しかし「エリザベス・ハイネ」は花垣小(予野、2015年閉校)の校長室で大切に守られてきた。

 花垣地区住民自治協議会は市の補助金を活用し、22年から地域の歴史研究と「エリザベス・ハイネ」の存在を知らせる活動に取り組んでいる。グッズはイラスト入りのサコッシュ、ミニアクリルスタンドができており、同センターで販売。売り上げは人形の維持管理費に充てられている。

 日本に届けられてからもうすぐ100年。同センターの勝島寿男センター長は「地域で大切に守られてきた可愛い人形。市民センターに来ていただければいつでも会える」と話していた。

 問い合わせは同センター(0595・39・0002=平日午前9時から午後5時)まで。

読者プレゼント

 「エリザベス・ハイネ」のイラスト入りサコッシュ、ミニアクリルスタンド、シール(3枚)をセットにし、読者3人にプレゼントする。希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記し、「〒518‐0729名張市南町834の1 伊賀タウン情報YOU編集部エリザベス・ハイネグッズ係」へ送付する。1月5日必着。電子メール(you-h@iga-younet.co.jp)、ファクス(0595・62・1550)も可。編集部から連絡を受けた当選者は、YOU事務所でプレゼントを受け取る。

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