結婚と子育ての意識調査　名張市民2700人対象に12月実施　商議所など

　三重県名張市の名張商工会議所と四日市大学（四日市市）、名張市の3者は「名張の結婚と子育てに関する市民意識調査」を12月1日から31日まで、共同で実施する。

　同市の人口減少の緩和に向け、同商議所は7月に「人口減少対策特別委員会」を立ち上げ、方策の検討を進めている。今回の意識調査は、同市の結婚や子育ての現状と課題を把握するために行う。

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　調査対象は住民基本台帳から無作為に抽出した18歳から54歳の市民2700人。12月1日から協力依頼の書類を郵送し、ウェブで回答してもらう。回答データの調査・分析は商議所から委託を受けた同大学公共政策研究所が行う。調査結果は、今年度内に同商議所が公表する予定。

　同商議所は「調査で頂いた皆さまのご意見は、結婚を希望する方がその思いをかなえ、安心して出産・子育てができる職場づくり、地域づくり、市の施策につなげたいと考えています。該当の皆さまには、ぜひ調査にご協力いただきますようお願いいたします」と呼び掛けている。