【目録を手渡す田山会長(右)と稲森市長=伊賀市役所で】
三重県伊賀市の医薬品メーカー「中外医薬生産」は11月25日、地元に新しい図書館が来年4月に開館することを記念し、図書購入費の一部として同市教育委員会に100万円を寄付した。新図書館には医薬や健康に関連した図書を中心とした「中外医薬生産文庫」を設置する。
贈呈式に出席した同社の田山雅敏会長(74)は「図書館は都市にとって、市民にとって大切な施設。今回の寄贈で薬の知識や医療、健康に関する蔵書をそろえ、市民の方に提供していただけたら」とあいさつした。目録を受け取った稲森稔尚市長は「多大なご寄付は図書館にしっかりと役立てたい」と感謝を述べた。
市は今月28日が初日の市議会12月定例月会議に、改修した複合施設「旧上野市庁舎SAKAKURA BASE」に移転する新図書館の名称を「伊賀市上野図書館」から「伊賀市中央図書館」に変更する条例の一部改正案を提出する。
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