【伊賀署であった指名式の様子=伊賀市四十九町で】
三重県警伊賀署で11月21日、暴走族特別取締班(IGA暴走族Gメン)の指名式があった。メンバーは交通課と生活安全課、刑事課、地域課に所属する署員9人で構成し、活発化する年末年始の時期を前に情報収集や検挙などの活動を強化する。期間は来年3月末まで。
指名式で清水浩之署長は「暴走行為は市民の安全安心を脅かす大変悪質な犯罪。そのための方針として検挙と逮捕、ビデオカメラなどによる周辺捜査、各種事故の防止の3点を徹底し、取り締まってほしい」と訓示した。
同署によると、近年はバイク2台から5台程度の少数グループがゲリラ的な暴走行為を行うのが特徴で、交通に危険を生じさせたり、騒音をまき散らしたり、住民の安眠を妨げたりする迷惑行為が目立っている。また、従来の組織的なつながりの強い集団ではなく、SNSを利用し仲間を気楽に誘い合うなどするケースが多いという。
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