【三重県庁=津市広明町】
三重県は11月18日、県内でインフルエンザの感染が拡大し、「警報レベル」に達したと発表した。過去10年で最も早いという。
県によると、県内のインフルエンザ定点医療機関(70機関)からの報告で、11月16日までの1週間の患者数が1医療機関当たり31・49人となり、国が警報レベルの目安とする「30人」を超えた。
県内9つの保健所の管轄別でも、伊賀保健所管内は30・38人となっている。30人以上は他に、鈴鹿保健所管内(49・4人)、桑名保健所管内(32・7人)、津保健所管内(31・73人)、尾鷲保健所管内(30人)。
県は「今後更に感染拡大が予想される」として、手洗いや咳エチケット、マスクの着用、室内の換気など、感染予防対策の徹底を呼び掛けている。
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