【今季15ゴールを決めたくノ一FW神谷千菜(右)】

 女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は、11月16日に三重県鈴鹿市の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿である皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の2回戦から出場する。観戦無料で、キックオフは午前11時。追手門学院大と四国大イーグレッツによる1回戦の勝者と対戦する。

 今季リーグ戦は10月12日に最終節があり、くノ一は本拠地の上野運動公園競技場(伊賀市小田町)でスペランツァ大阪に2‐1で勝利した。通算戦績を11勝8分3敗とし、最終順位は12チーム中2位だった。

 優勝した朝日インテック・ラブリッジ名古屋とは負け数が同じだったが、くノ一は2か月間の中断明け以降の7試合で引き分けが4試合あり、名古屋との勝ち点差を詰められなかった。主将のMF常田麻友は「2位で終えてしまったのは、悔しさしかない。皇后杯ではWEリーグのチームとも対戦できるので、自分たちの力を試し、優勝を目指す」と話した。

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