【今年度のまとめについて確認する委員ら=伊賀市四十九町で】

 「伊賀地域高校活性化推進協議会」(会長=加藤貴也・三重大大学院准教授、委員19人)が11月6日、伊賀市四十九町の県伊賀庁舎で今年度最後の会合があった。8月の初会合で事務局の県教育委員会が示した、2028年度にあけぼの学園(伊賀市川東)を募集停止し、地域の県立5校を4校に再編することや、1学年当たり10から12学級が想定される15年先には北部と南部に1校ずつ配置するイメージなど、同推進協として今年度のまとめを改めて確認した。

 県教委によると、同推進協のまとめは12月にある県議会の教育警察常任委員会に報告し、あけぼの学園の募集停止は現中学3年生らの進路相談で説明する必要があることから、今年度のなるべく早い時期に県教委の定例会で決定する方針。

 総合学科で1学年2学級のあけぼの学園には県内で唯一、美容の幅広い知識が学べる美容系列があり、26年度の募集定員は1学級減って40人になる。伊賀地域にある他の県立高校は今年度と同数が上野(普通科)240人、伊賀白鳳(専門学科)240人、名張(総合学科)200人で、名張青峰(普通科)は1学級減の200人。

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