【全国大会に向け意気込む(左から)西口さん、村田さん、吾郷さん=伊賀市で】

 11月12日に東京都で開かれる「スポーツウェルネス吹矢」の全日本選手権大会に、三重県大会上位に入った伊賀市のスポーツウェルネス吹矢サークル「伊賀フッキーズ支部」の男女3人が出場する。

 スポーツウェルネス吹矢は、ゲーム感覚で楽しみながら健康増進に役立つ競技として年代を問わず人気がある。同大会を主催する日本スポーツウェルネス吹矢協会(東京都)には国内外1200近くの団体が登録しており、同サークルは上野東部地区市民センター(伊賀市緑ケ丘東町)で活動している。

 初出場となる山畑の吾郷進さん(70)は「目標は入賞だが、できるなら優勝したい」、2回目の出場となる島ヶ原の西口明美さん(73)は「全国大会に出るという目標が再度かなってうれしい」、2回目の出場となる緑ケ丘中町の村田依久造さん(69)は「平常心で大会に臨みたい」と、それぞれに抱負を語る。

 競技は、1・6メートルの高さに据えられた直径30センチの的に、3分以内に5本吹いて合計点を競うもので、中心に近いほど高得点に。種目は6、8、10メートルの距離別で、西口さんは女子6メートル、吾郷さんは男子8メートル、村田さんは同10メートルの、それぞれ個人戦に出場する。

 県スポーツウェルネス吹矢協会伊賀支部長の上田義信さんは「年齢も性別も関係なく、誰でも気軽に出来るスポーツ。3人には県代表として、普段通り力を発揮して頑張ってほしい」と話していた。

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