【来場を呼び掛ける関係者=名張市で】
命の大切さ伝える大規模保護猫イベント
子どもと一緒に楽しみながら学べる大規模保護猫イベント「ニャばり!にゃんこフェスタ」が11月1日午前10時から午後3時まで、三重県の名張市役所市民広場(鴻之台1)で初開催される。入場無料。
主催は、市内で保護活動に取り組むボランティア団体「にゃにゃ倶楽部」。子どもたちに命の尊さを伝え、「人にも猫にも優しいまちニャばり(名張)」を目指そうと企画した。
数が増えすぎて飼育できなくなる「多頭飼育崩壊」やペットの遺棄など「小さな命」の軽視の問題、野良猫の過酷な現実と繁殖問題などについて知ってもらうとともに、ペットがその命を終えるまで適切に飼育するという飼い主の責任意識を広めることも目的としている。
会場では、ミニ里親会に加え、移動手術車の展示や猫の避妊手術の見学などの啓発企画を実施する。更にシャボン玉パフォーマンスやビンゴ大会、チャリティーフリーマーケット、キッチンカーの出店などもある。
同団体は、市内の小学校や学童保育で「命の授業」を続けている。代表の村口早苗さんは「不幸な命を生まない“蛇口を閉める活動”の大切さを伝えたい」と語る。広報担当の柿原麻衣子さんも「猫は動くぬいぐるみではなく、人と同じ心を持つ命。子どもたちに命の大切さを感じてほしい。猫好きでなくても大歓迎なので、食べて遊んで楽しんでほしい」と呼び掛ける。
雨天の場合は翌日に順延。最新情報はイベント公式インスタグラム(@nyabari_nyankofesta)で発信している。
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