【雨の中を威勢よく進む神社のみこし=名張市元町で】

 三重県名張市平尾の宇流冨志禰神社の秋季例大祭が10月26日、本祭を迎えた。雨で太鼓台やだんじりなどの集結行事は中止になったが、神社のみこしと一部の町のみこしが旧市街地を力強く練り歩いた。

 午後1時過ぎ、同市中町にある「一の鳥居」の前に、屋根をビニールで覆ったみこしが姿を見せた。藤の木会の担ぎ手たちが「チョーサ、チョーサ」と声を合わせて通りを進み、集まった人々は傘を差しながら息をのむようにその光景を見守った。

柳原町のみこしも、雨の中を進んだ。今年も外国人の参加者の姿があった。

雨の中を進む柳原町のみこし=同
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