三重県の伊賀市と名張市、京都府の笠置町と南山城村は10月24日、共同で検討を進めているごみ処理広域化基本構想の中間案を公表した。同日からパブリックコメント(意見募集)も始まり、伊賀市は30日午後7時からゆめぽりすセンター(ゆめが丘1)で市民説明会を開く。
基本構想の中間案では構成自治体のごみ処理の現状や課題、広域処理の検討を進めるための基本的事項を整理している。各ホームページに掲載しており、伊賀市では市役所本庁舎(四十九町)やさくらリサイクルセンター(治田)、支所、地区市民センターでも閲覧できる。
パブリックコメントはメール、書面、ウェブフォームで受け付けており、締め切りは11月25日。伊賀市民を対象にした説明会は事前申し込み不要で、受け付け開始が午後6時30分。定員70人。質疑応答の時間もある。
中間案は4市町村と府県の担当者、学識者、地域代表で構成する検討委員会が9月にとりまとめ、今月17日に首長らでつくる検討協議会(会長・稲森稔尚伊賀市長)が確認、了承した。基本構想の答申は来年1月下旬ごろの予定。
候補地については、4市町村で共同設置した適地選定委員会(非公開)に来月諮問し、4か所以上ある候補地の評価基準などを協議した後、比較検討して順位付けした答申案を2月ごろにとりまとめる。
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