日本野球機構(NPB)のドラフト会議が10月23日、東京都内で行われ、三重県伊賀市出身で花園大(京都市)4年の藤原聡大投手(21)が東北楽天ゴールデンイーグルスから1巡目で指名を受けた。
藤原投手は小学校時代に軟式の阿山ブルーファイヤーズ、阿山中時代は硬式の甲賀シニア(滋賀県)でプレーし、水口高では遊撃手、投手として活躍。京滋大学野球連盟の花園大では1年から先発に定着し、投手陣の柱に成長。2年時は全日本大学選手権にも出場した。右投げ右打ち、身長177センチ、体重75キロ。9月4日に全日本大学野球連盟へプロ志望届を提出していた。
伊賀市の稲森稔尚市長は、藤原投手の指名結果を受け、「長きにわたり、ひたむきに野球に取り組んでこられた努力が実を結び、プロ野球という夢の舞台への切符を手に入れられたことは、伊賀市の子どもたちを始め多くの市民に夢と希望、勇気を与えてくれました。伊賀米のように粘り強く! 更なる飛躍を心から願っています」とコメントを出した。
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