【神社西側に打ち上がる花火=伊賀市東湯舟で】
「手力さんの十七夜」とも称される、三重県伊賀市東湯舟の手力神社で10月17日、秋季大祭があり、午後8時から花火(奉納煙火)が打ち上げられた。1時間弱にわたってスターマインなどが打ち上げられ、家族連れなど多くの見物人が訪れていた
八百万の神で最も力が強いとされる「天手力男神」が祭神で、奉納花火は「伊賀地域で最も遅い花火」として知られる。「伊賀三大上忍」の一人で、火術を得意とした藤林長門守が同神社を氏神とし、諸願成就の祈りを込めて花火を奉納したのが始まりとされている。

この日は雲間に星が見える天候だったが、中盤には津市の「美杉手筒会」による迫力満点の手筒花火も披露され、集まった人たちからは歓声が上がっていた。
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