三重県伊賀市は10月16日、市職員の保育士が運転免許証の更新を失念し、有効期限が過ぎた8月7日から今月9日までの約2か月間、失効状態で通勤や公務のため自動車を運転していたと発表した。
保育幼稚園課によると、保育士が運転免許の有効期限が切れた状態で公務として車を運転したのは8月と9月に計4回あった。行き先はいずれも市内で、研修や会議への参加が目的だった。
保育士が有効期限切れに気付いたのは今月9日で、その日のうちに再取得の手続きを行ったという。市への報告は14日だった。同課は更新手続きを完了したかを確認するため、7日に運転免許証のコピーを提示するよう勤務先を通じて保育士に催促していた。
同市の公立保育園(所)で公用車を運転または自家用車の公用使用する場合、申請時に免許証の有効期限を確認することになっているが、保育士の勤務先では確認を怠っていた。
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